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瀬戸内海に浮かぶみかんの島~
愛媛県中島より「中島育ちみかん」

愛媛県、瀬戸内海に浮かぶ島「中島」。温暖で日当たりがよく、気持ち良い潮風をうけて育まれた「中島育ちみかん」。
そのコクのある甘味のヒミツは「マルチ栽培」にあります。水分をカットして栽培すると、濃縮効果で、みかん1個の実に含まれる糖分は水分が少ない方が糖度は高くなって、甘くなります。ただ、そうすることで通常のみかんよりも酸が強い状態となる為、その「酸」をカットする方法として、通常の「早生みかん」より長く木に成らせて、完全に熟してから出荷をします。出荷時は、日光をよく反射するのでムラなくみかんの皮の色が濃く色づき、味もただ糖分の甘みだけではなく程よい酸味も加わり、とてもおいしい状態です。これから年末にかけて、中生(なかて)の「久能」という品種へ~、晩生(おくて)の「南柑」と切り替わっていきます。今年は天候にも非常に恵まれ、とてもおいしいみかんに仕上がっています。ぜひご賞味下さい。