DONTAKU VOICEINTERVIEW

バイヤーが選んだ商品が、
店の印象を大きく変える。

青果部門 バイヤー　西村 進吾

仕入れる商品で店の印象が変わる。
バイヤーは責任ある仕事。

私はお店で取り扱っている野菜全般を仕入れる青果バイヤーです。朝に直接市場に足を運び、鮮度が良く品質の高い野菜を仕入れています。また生産者の畑に行き、直接仕入れを行う事もあります。その他の仕事内容として、自信をもって仕入れた商品をお客様にお伝えする為のチラシ作成なども行います。バイヤー業務といえば仕入れ業務だけというイメージがありますが、私は店舗の担当者との密な連携を取る事も仕入れた商品を販売する上でとても重要な事だと捉えています。その為に店舗巡回の際はどのように商品を展開すれば魅力的な売り場になるのか、どのような見せ方をすればお客様が商品を手に取って下さるのか等を店舗の担当者と一緒に考え、思いを共有するようにしています。勿論コミュニケーションを取るのは社内だけではありません。商品を作って下さっている生産者の方から畑の状況や商品の成り具合等、会話やコミュニケーションを通して情報をいただく事もとても大切です。バイヤーである私のメイン業務はもちろん商品を選定して仕入れる事ですが、最後は人と人とのやりとりです。つまり、お互いの信頼関係が仕事を左右するといっても過言ではありません。生産者の元へ訪れ、常にお互いが笑って会話をできる本当の意味での良好な関係を築く事が重要です。店舗においてはバイヤーが仕入れる商品によってお店の印象が大きく変わったり売上を左右したりします。まだまだ私も学ぶばかりの日々ですが、責任感そしてヤリガイのあるこのバイヤー業務を極めていきたいと考えています。

鮮度と品質のある商品を見つけ、お買い求めしやすい
価格で提供するために。

商品選定で一番気を付けている事は「鮮度」と「品質」です。お客様は鮮度が悪いと安くても手に取ってくれません。鮮度が良くても品質が良くないと、お客様にとっては値段だけの商品となってしまい、高質化を目指すどんたくの方針とは違った仕入れになってしまいます。鮮度が良くて品質の高い商品をいかに見つけ、お客様が買いやすい値頃のある価格で販売できるかが、バイヤーの腕の見せ所です。「味」に違いがでる商品には、とことん味にもこだわります。例えば、トマトを例で挙げると、甘いトマトが好きなお客様もいれば、酸味が好きなお客様もおり、甘味と酸味のバランスがとれたトマトが好きなお客様と、お客様や地域によって異なります。産地の天候で味が左右されるので産地選定にも気を付けています。

相場を先読みし、厳選した商品がヒットした時に
感じる大きなやりがい。

この仕事をして嬉しかったことは、お客様に「鮮度が良くておいしかったよ～」と言われた時です。自信のある商品をお客様におすすめして、お褒めを頂いた時は嬉しいです。また、相場変動がある野菜で、相場を先読みして交渉を行い、お店で大ヒットした時は仕事の苦労もひとっとびです。全部が全部、当たるわけではありませんが、失敗してもまたチャレンジを行う姿勢を崩さず、次こそはという気持ちで仕事をしていけば、成功した時の気持ちが倍増します。全国にある野菜でどこの産地を選ぶかによっても、商品の質や価格も違ってきます。自分の目で見て自分で味を確かめて、「これならいける」と思った商品を店舗に入れ、担当者と考えや思いを共有し、「これなら売れる」と思ってもらえる時もこの仕事の大きな喜びの１つです。担当者との意思疎通が無いと一方通行になりお客様に良い商品が伝わりません。担当者と一緒に仕事を進めていく事も楽しみの一つです。

若くてもチャレンジさせてくれる会社だから、
どんどん挑戦しつづけたい。

バイヤー１年目の私が掲げる今の目標は、まずバイヤーとしての仕事を覚える事です。どんたくは若い担当者にチャレンジをさせてくれる会社です。それに少しでも応えるためにも一生懸命、仕事に向かっていきます。失敗は多々ありますが、どんたくでは心強い先輩バイヤーがフォローしてくれるので、挑戦する事を恐れないバイヤーを目指していきます。また、探求心を持ち続け、さらなる品質の高い商品を全国各地から仕入れを行い、お客様が喜ぶ商品を仕入れていきたいです。「食」は人が生きていく上で、必要不可欠なものです。生活に携われる事に誇りを持ち、業務にのぞんでいます。まずは、自分が心から仕事をたのしみ、お客様に喜んでいただける会社を創っていきたいと思います。